是非お読み下さい

カイトボーディングはとても自由で楽しいスポーツですが、一つ間違えると大きな事故につながる可能性もあります。そうならないためには個人個人が安全に対する高い意識を持ち、それでもなお自然が相手のスポーツで危険が伴うことを十分に理解し最終的には自己の判断が重要であるということを再認識して楽しむことが必要です。安全を第一に楽しむための心得・マナーなどをまとめましたので、是非お読み下さい。またその他お気づきの点などございましたら、ご連絡いただけますようお願いいたします。

KITECLUB代表   都丸 進一

心得とマナー

<海に行く前の心得>
・当日の気象、海象、潮の干満を新聞やインターネット等でチェックしましょう。

<海でのマナー>
・海上やビーチでは、磯遊び、遊泳、釣り人や他のスポーツを楽しんでいる人達が沢山いるので、接触や迷惑をかけることの無いように最新の注意を払いましょう。

<海に着いた時の心得>
・実況をしっかり把握しましょう・コンディションが自分のレベルに合っているか、コンディションにマッチした道具をチョイスしているかを確認しましょう。
・出廷前に不安を感じたり、自信が無い場合は無理せず出廷を控えましょう。

<カイトボーダーとしてのマナー>
・皆が安全について心がけ、間違った行為をしている人がいたら積極的に声をかけましょう。又お互いにサポートしましょう。

<出廷前の心得>
・道具の点検をしましょう。カイトリーシュを必ずつけましょう。

<カイトのマナー>
・各ビーチの注意事項をしっかり把握しましょう(*別ページを確認してください)
・初心者を優先してあげましょう
・ランチング、ランディングの合図を理解しましょう
・ビーチに戻る時に出廷する人がいた場合、進路を譲ってあげましょう(*陸上では危険物や風の乱れがあるため)スターボードタック(カイトが右を向いて走ってる人)とポートタック(カイトが左を向いて走ってる人)ではスターボードタックが優先(*一般的に他のマリンスポーツや航海上の活動で適用されています)
・同じ方向に進路をとってる場合は、後ろにいる人がよけて追い越す(*前に走っている人は後ろを見にくいので)他のカイトを避ける場合、風上にいる人がカイトを上に、風下にいる人がカイトを下にして避けましょう(*風下にいる人はカイトを低くしてダウンウインドウで避けることが出来、風上の人はカイトを上げてアップウインドウで避けることが出来るので)
・ジャイブやエアーをする際は自分の周囲50m以内に人や物がいないことを確認してから行いましょう

 <セルフレスキューの心得>
・緊急事態であっても慌てずに最も早く安全に上陸できるルートを速やかに判断し、冷静に行動する事を心がけましょう。
・ライフジャケット、ヘルメット、ラインカッター、ホイッスル等の安全備品は自己を守る為にも装備しましょう。

<自己判断、自己責任の心得>
・安全に楽しむためには本人のスキルと判断にかかってきます。自らが事故にあわないだけでなく、他の人を事故に巻き込まないよう責任を持って行動しましょう。
・カイトボーディングに適応している保険に加入しましょう。
どのようなレベルであっても心得やマナーはしっかり理解して楽しみましょう。

注意事項

<カイトをする際の注意事項>
・自己責任においてカイトボーディングを行いましょう・不安のある時や、自信のない時は無理せず出艇しないようにしましょう。
・当日の状況が自分のレベルに合っているか、適切な道具を選んでいるか十分に確認しましょう。
・一人きりでの出艇はなるべく控えましょう。
・初心者や一般の人がいる場合はカイトの上げ下ろし、インサイドのトリックには充分気をつけましょう。
・インサイドではスクール及び初心者、出艇する人に譲りましょう。
・セルフランチング、セルフランディングはなるべく控えましょう。
・終了時にカイトをキャッチしてもらったプレイヤーは速やかにカイトを受け取り自分で片付けましょう。
・ライフジャケットやヘルメットを着用するのがより安全です。
・ラインカッターやホイッスルを装備するのがより安全です。
・ラインは他のラインやカイトの上に重ねないようにしましょう。
・ボードリーシュは外し、ボディードラッグでボード回収をしましょう。

<全ビーチでの注意事項>
・台風、気象、海象に気をつけましょう。
・漁船、水上バイク、カヤック、ウィンドサーフィン等に注意しましょう。
・ビーチパーティー、子供、観光客、投網の漁師などカイト以外の人はカイトの動きが分からないので、特に気をつけましょう。
・サンゴが多いので足元に注意しましょう・海洋生物に注意しましょう。

<名城ビーチの注意事項>
・岩が露出する時があるので注意しましょう。
・ビーチが狭くなるのでカイトの上げ下ろしに注意しましょう。
・一般の人と充分距離を離し、カイトの上げ下ろし、インサイドのトリックは充分に気をつけましょう。
・護岸があるので充分に距離を取りましょう。
・足がつかなくなるので注意しましょう。
・上げ下ろし時に木に引っ掛けないように注意しましょう。
・遊泳者エリアのブイにカイトやボードリーシュを引っ掛けないように注意しましょう。
・監視台にカイトを引っ掛けないように注意しましょう。
・スロープに近づかないようにしましょう。
・北系の風向きは島の影響で安定しないので注意しましょう。
・砂浜に高低差があり、風が乱れることがあるので注意しましょう。
・ウニが多く、ブーツを履いていても刺さるので気をつけましょう。
・海蛇などの危険生物がいるので気をつけましょう。

<新原ビーチの注意事項>
・岩が露出するので気をつけましょう。
・ビーチパーティー、子供、観光客、投網の漁師などカイト以外の人が多いので充分気をつけましょう。
・モズク漁船には近づかないようにしましょう*潜水旗(*国際A旗)を揚げ、黄色いホースの先に人が潜っている*ほぼ全域にモズクの鉄筋があるので気をつけましょう。
・南側のグラスボートには近づかないようにしましょう。
・大岩付近は風が不安定で、一般遊泳者の人も多いので近づかないようにしましょう。
・南東系(オン)の風向は地形てきに風が不安定になりやすいので気をつけましょう。
・足がつかなくなるので注意しましょう。

<海中道路の注意事項>
・護岸、道路までは近づかないで、充分に距離を取りましょう。
・橋の付近は風が不安定になるので近づかないようにしましょう。
・歩道への車の乗り上げ、駐車場以外での道具の運搬、カイトに空気が入った状態での横断はやめましょう  *警察から注意を受けています。
・オンショアのコンデションが多いのでカイト同士の衝突に気をつけましょう。
・東系の風向は島の影響を受け風が不安定になることが多いので気をつけましょう。
・ビーチが狭くなるので上げ下ろしに注意しましょう。
・海に向かって両サイドに岩が多いので気をつけましょう。
・中洲が出てくるので水深に注意しましょう。
・中州に置いた道具が流されないように注意しましょう。
・ウィンドサーファーに注意し、譲り合うように心がけましょう。
・海草が多い時期はラインに絡まないように気をつけましょう。
・散歩中の牛がカイトを見て興奮する場合があるので、近づかないようにしましょう。

事故について

2005年6月12日に沖縄で発生したカイト事故について

<はじめに>
故人のご冥福を心よりお祈り致します。今回の事故について、故人の名誉・ご家族の気持ちを大切にしたいと思っています。推測や憶測で間違った情報が真実とならない為に確実に把握できた状況のみ報告することをご理解頂けますようお願い致します。
また二度と事故が起きないように今まで以上に安全について考えて行動していきます。今後も事故再発防止の為、安全についての講習・ミーティングを継続して行い、公表していきます。公表することでより多くの人々の安全に役に立つことを願っています。

カイトクラブ代表 都丸 進一

<事故時の状況>

 ①事故日:平成17年6月12日

 ②場所:糸満市名城ビーチ

 ③当日は7~13㎡までのカイトサイズが使われていた

 ④事故当時は11名のカイトボーダーがビーチ及び海にいた

 ⑤数名がカイトを始めた(5機)

 ⑥雨雲が見えた為、4機はカイトを下ろした

 ⑦故人もランディングを始めていて、陸側にサポートがいた

 ⑧サポートをしようと数名が駆け寄って向かっていた

 ⑨先に到着した1名がハーネス側にサポートについた

 ⑩突風にあおられ飛ばされた

 ⑪護岸に衝突した

 ⑫故人に駆け寄った1名がチキンループを外した *クイックリリースの作動については不明

 ⑬救急車の手配、救命措置

 ⑭病院に搬送後、死亡を確認

 ⑮頭を打ったことが致命傷となった

  故人使用ギア
・カイト・・・スリングショット 2003年 9㎡
・バー・・・スリングショット 2003年モデル
・チキンループにスナップシャックル付
・手首とバックライン間のリーシュ使用中
・ボード・・・ノース ディフェンダー
・ハーネス・・・ノース

<実地項目について>

 ○6月14日 故人の告別式に参列

 ○   17日 緊急ミーティング

 ○   19日  応急手当講習(1)

          カイト安全講習(1)

 ○   20日 水難及び海域レジャー緊急事故防止大会に参加

 ○   26日 ミーバルビーチクリーン

          カイト安全講習(2)

 ○8月 7日 応急手当講習(2)

          カイト安全講習(3)

          安全ミーティング(3)

 ○6~9月   ホームページ及びミーティング内容まとめ

 ○9月15日  安全に楽しむための心得とマナー掲載

          注意事項掲載

 ***今後もミーティング・カイト安全講習・応急手当講習を定期的に行っていきます***